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アジア・僻地医療を支援する会(高知大学医学部)

高知大学医学部の部活、アジア・僻地医療を支援する会です。長いのでアジヘキと呼ばれています。アジヘキの活動や雰囲気を伝えるブログにしていこうと思います。興味ある方は是非ご連絡下さい。よろしくお願いします。

医学生がインドネシアのパプア行って文化や感じたことを書いてみた

こんにちは!いっせい(坂梨壱成)です。先日しょーごとインドネシアに行ってきました! 

インドネシアはとっても広い⁈

3月8-21日にかけてアジヘキの先生であるエヴァ先生のもと、インドネシアに行って参りました!

 

シンガポールを経由してインドネシアジャカルタへ。

ここまでで飛行機に乗っていた時間は8時間。

ここは仕方ないですね。

 

国内線に乗り換えジャヤプラへ

 

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んんん?!

1:20-11:30とありますね。

インドネシアは東西に長く時差もあるので、実際は8時間程かかりましたΣ(・□・;)

 

その後は、もう一度空路を使い、更に陸路、徒歩でアプローチすると、ようやく目的地のソロバへ到着です。

 

 

インドネシアパプア州のソロバってどんなとこ?

 

ソロバは標高約1600mの高地にあるため、赤道付近ながら、とても過ごしやすい気候です。

ニューギニア島に位置し、その昔アフリカからの黒人が移り住んだと言われています。

 

近年少しずつ変わって来てはいますが、村では民族衣装を着た住人も見かけます。

その衣装ですが

 

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こんな感じ!

 

現地に来たからと張り切ったしょーごくんが挑戦です!

 

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安心してください。見えてないですよ!

 

しょーごと現地のおじいちゃんがつけているのは、コテカという、ヒョウタンを焼いて固め、それを装飾したものです

 

お祭りの時はこの衣装で踊ったり、歌を歌うみたいです。

 

ちなみに女性用はこんな感じ

 

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昔は、女性も上半身裸だったようですが、現在はほとんどの方が隠しているようです。

 

 

豚祭り!!~インドネシアパプア州のソロバでは豚をよく食べます~

 

みなさん、インドネシアと聞くとおそらくイスラム教をイメージする方が多いでしょうが、パプアではキリスト教の方も多く存在しています。

 

そして、ソロバではほぼ全員カトリック

 

つまり豚を食べること自体は問題ないようです。

 

ただし、ソロバの主食は芋で、タンパク源は稀にでてくる川魚のみのようです。

 

ところがお祭りは特別!

 

豚を解体していきます!!

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とても手際よく解体していました。

 

その後、焼いた石、食用の草と様々な種類の石を層のようにして重ねていきます。

 

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最後はバナナの葉っぱで閉じて出来上がり。

 

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このまま1時間以上蒸し焼きにします。

 

出来上がりがこちら

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今回のお祭りは、祭りが開かれた広場周辺で育てられた芋の初収穫を祝って行われたようでした。

自分たちも芋がたくさん収穫されることを祈って、貴重なお肉をおいしくいただきました。

 

 

 

インドネシアパプア州の人の口の中は真っ赤?!

 

現地の方と話していると、あることに気がつきました。

なんと、口の中が赤いんです!!!

 

聞いてみると、ある植物を食べているようです。

 

よく見てみると道端のいたるところでその植物らしきものが売られています。

 

近くに売っていたのでしょうごも挑戦です。

 

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右手に持っているのが、ピナンという植物。

これと一緒に左手にあるスティック状のシリ、さらにそれにカプルと呼ばれる石灰の粉をつけて食べます。

 

 

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しょーごくん、すごい顔しています。

 

自分も食べましたが、本当に美味しくないんです。

何と言うか、道端に落ちている草をそのまま食べている感じ(-.-)

 

なぜ彼らが好き好んで食べるのか信じられないくらいです。

 

そして結果が……

 

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少し赤くなったでしょうか?

これを毎日続けると真っ赤になるみたいです。

 

 

インドネシアで感じたこと

 

インドネシアは他の東南アジアと並んで、まさに今成長途中の国です。私たちが行った場所も聞くところによると、数年前と比べて大きく変化しているようです。

人口も2.5億人を突破して、マンパワーにあふれています。

 

 このような活気のある国はすぐに貧しい国と思われることもなくなるでしょうか?

 

この記事の上のほうで彼らの食事が芋ばかりであるということをお話ししました。

私たちの感覚からすると、それは、"貧しい食事" と考えるかもしれませんし、私も実際にインドネシアに行くまではそう感じていました。

 

しかし、私たちの行ったソロ場村では、たとえお金があっても芋しか食べない人が何人もいました。

 

この実情をみて、改めて "貧しい" という言葉について考え直しました。

 

すると "貧しい" というのは、あくまで相対的に押し付けた概念で、各個人で自分自身のことを考えると、他人の言う "貧しい" は、あまり役に立たない言葉なのではないかと感じました。

 

ただ、私たち医学生の立場で、1つ見逃してはいけないことがあります。それは医療をうける、という考えの下での貧しさです。

 

インドネシアは日本と同様な国民皆保険制度への移行を近年始めましたが、はたして今回私たちが行ったような僻地といわれる場所に住んでいる人がいく病院が近くにあるのか、また平等にその恩恵を受けられるようになるかというのは疑問が残ります。

 

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彼らの笑顔を失うことのないように、これから私たちアジヘキとしても目をそらすことのできない問題であると感じました。