SFEが主催する世界一大きな授業に参加してきました!【2018年度第11回部会】
こんにちは。2年平部員の冨田です。今年新しく入部させて頂きました。
7月の会議の内容を、平然と9月末にブログにまとめてしまうあたり、大体どんな人間なのか容易に想像できますよね。
自己紹介はこの辺にさせていただいて、この日の会議の内容に参りましょう。
この日は、以前部長の西村と西浦、濱中さんが参加した``世界一大きな授業``のプロジェクトに体験で参加した際の報告が主でした。
``世界一大きな授業``というイベントは、大規模な識字率の向上を目指すイベントです。
今回はオックスファムという団体の、高知県立大支部であるSFEさんが主催しているところにお邪魔しました。
まず、オックスファム自体が日本、インド、フィリピン、バングラデシュ、ネパール…等々、13か国で貧困脱却に向けて活動している非常に大きな団体です。
そんなわけでして、この``世界一大きな授業``も800万人以上の生徒が参加するビッグイベントなんです。
前置きはさておき、皆さんは字が読めない自分を想像したことはありますか?
例えば、自分の母親が病気になったとしましょう。
あなたは薬局に行き、薬を買おうとしますが、薬の名前はおろか、価格も読めないのです。
病院に行こうとしても同じです。病院に行くまでのバスの表示は当然読めません。
運よく病院について、処方箋をもらったとしても…
…といったように、識字率の高い国に住む我々には想像しにくい様々な困難に見舞われるのです。
現在、世界では、平均で11人に1人が小学校に通えません。そして、4人に1人は中退してしまうそうです。
さらに悪いことに、字が読めないと求人を読むことができないため、就労機会が制限される可能性が高まることも考えられます。
これって、児童労働や貧困に拍車が掛けてしまっていると思いませんか? 僕は思います。
``世界一大きな授業``はそう言った事実を広め、正しく理解してもらう。そういったイベントでした。
SFEはこういった事実を広めることに主眼をおいているそうです。興味がわいた方はぜひ調べてみてくださいね。