発展途上国での教育支援へのアプローチ【アジ僻部会その2(2018/5/16)】
こんにちは!
初めまして、2年生の乾です!
第5回部会の報告いたします!(部会は毎週水曜日のお昼に行っています。今回も1年生がたくさん来てくれました)
お昼休みなので、ごはんを食べながらの部会だよー、っていう人もいます😋ぼくもお昼ごはんにスムージーを持っていきました!
こういったゆる~い雰囲気にもかかわらず、部会の内容は非常に生産性が高い議論をしているので、素敵やなぁ、って思ったりします😌
前回の部会に引き続き、「マインドマップ」を利用して “Big Project” に向けてアイデアを出しました。(“Big Project”に関しては、以前の記事
アジ僻で発展途上国の教育の支援をしたい 【Big Projrct】 - アジア・僻地医療を支援する会(高知大学医学部)
をご覧ください。)
前回のアイデアをふまえた上で、4つのグループ(1グループ4、5人)で意見を出しました!
1.貧困地の給食
「貧困地の給食」について、議論を深めました。給食は、学校に通う動機となるものです。また、学校は食についても学ぶ場であり、ある企業では、そういった観点から発展途上国の支援をしているそうです。
そこから得たヒントをもとにした、学生ならではの非営利な活動が、より効果的な支援になるのでは、と考えました。
2.先生
都市部に比べ、僻地では教育は不十分になりがちです。(量と質のどちらの側面も。)とはいえ、僻地に、教師を増やすことができたとしても、彼ら教師自体の教育がなされていなかったとしたら、行われる教育は正しい教育と言えるでしょうか。
このグループでは、「『何のための教育?』を先生が考え、先生のレベルを向上することが必要だ」という意見でした。
そして、「現地の教育」と「先進国出身の教育を指導するひと」の仲介役は、アジ僻のできることなのでは、と考えました。
3.教育
マインドマップをさらに広げ、「先生」「衛生」「給食」「フェアトレード(児童労働)」「現地ボランティア」など、グループのメンバーそれぞれが「教育」の関連ワードをあげて、意見を共有しました。
さまざまなアイデアが出ましたが、結局「現地のニーズ」をわれわれが理解していないのではないか、と考えました。そこで、アジ僻としては「とりあえず現地に行ってみる」ということを意見として出しました。
4.識字率
発展途上国での識字率の低さは、深刻な問題です。このグループでは、「子どもたちではなく、親が『教育の大切さ』を理解していないかもしれない」と考えました。
例えば、親は一日中労働する代わりに、午前中は労働(お仕事)、午後から勉強をすることによって、彼らは文字の大切さを理解するはず。また、親が子どもたちに文字程度なら教えられる、つまり、識字率の向上につながる、というのが、このグループの意見でした。
限られた時間のなかの議論でしたので、それぞれの意見で、問題点や課題が山積しています。
しかし、“Big Project” の手がかりになったのではないでしょうか!
これから、もっと議論をして “Big Project” のビジョンを固めていきたいです!